救助隊のりたま:救助隊員 / 取り巻く人々


フジハラ (エネコ♀)
森で行き倒れていたところをてんに拾われ、なし崩し的に救助隊のリーダーになった元人間のポケモン。
基本的にてんの傍で大人しくやり取りを傍観しているが、多少せっかちなところがあり、人の話を聞かずに突っ走る事も。

華奢な見た目と裏腹に食欲に関しては貪欲。リンゴの消費率は群を抜き、ダンジョンに食料が落ちていると率先して拾いに行く。
また歌う事が好きで、1人の時は風の様な歌声を響かせている。

疎いようで人の気持ちには敏感。が、気付かないふりもする。
元々人見知りだった事もあり、自分の気持ちをてん以外の人にやたらと明かす事はしない。
てん (アチャモ♀)
のりたま結成のきっかけとなったポケモン。
明るく行動的で人に好かれやすい性格だが、負けず嫌いで子供っぽい面も。
身体は小さいが、容赦無い蹴りと火炎で敵を蹴散らす。

とある良家の跡取り娘だったが、続く災害で幼馴染みが怪我を負ったことにより自分の将来に疑問を持つようになる。
そんな折、救助隊の噂を聞きつけ家を飛び出していってしまった。

フジハラとは無二の友人であり、てんは彼女の保護者でもある。
フジハラが明るくなった事に喜ばしく思う反面、広く友人を作っている事に多少不満を感じている。
密かにFLBのリザードンに想いを寄せているが、本人は否定的。
主な隊員
ジジ (コイル)
無邪気で人懐っこい、のりたまの弟(?)的な存在。
何気にのりたま古株。
冒頭で「ルー」と離すのが口癖。微妙にカタコト。

人の長所や才能に対し素直に憧れ、フジハラの歌声やてんのリーダーシップ等、何でも真似したがる傾向が見られる。
フジハラに歌を教わっているが、歌声というよりも『きんぞくおん』。
持っている輪っかに電気を集め、放電したりエアーカッターを繰り出す。
ひなぎく (ニューラ)
のりたまの実質的まとめ役。
隕石騒動から暫くした後、知人の依頼配達人の勧めで強引に入隊させられたが、過去の事は誰も知らない。
袖からつき出すツメは出し入れ自由。

情に流されるのは愚直という考え方からてんとの衝突が絶えない。
プライドが高く、誰に対しても突き放した態度を取るが、何故かジジやツィリに懐かれたりと人が集まりやすい。
いずれにせよ、本人にとってはかなり不本意。
イクラ (メタグロス)
控えめで礼儀正しい青年寄りだが、いざ戦いの場となると別人の様に好戦的になるという二面性を持つ。
しかし恋心を寄せているフジハラを前にすると腰砕けになるなど、基本的にへたれ。

血液の代わりに体内に磁力が巡っているため、血色は悪い。
血を連想する赤い色が苦手らしい。
フジハラの特性(※メロメロボディ)に掛かりそのまま勢いで隊員となった、本人が最も消し去りたい経歴を持つ。
すあま (ミズゴロウ♀)
てんの幼馴染み。幼い頃に災害で怪我を負い、あまり外に出る機会をうかがえずにいたが、後にのりたまと姿を消した幼馴染みの噂を耳にし家を飛び出してきた。
時折突拍子もない疑問を投げ掛ける世間知らず。
一見か弱いが、岩も持ち上げる怪力を誇る。

密かにてんに対し幼馴染み以上の感情を寄せており、いつもアチャモのぬいぐるみを抱いている。
フジハラに対し少なからず嫉妬心を抱く。
留守番部隊
ブルダ (モンジャラ♀)
落ち着いた雰囲気の色香漂うお姉さん。
何事にも取り乱さない落ち着きぶりから他の隊員にも頼りにされており、隊で起きる騒動の仲裁に入るのも大抵この人。
年下の隊員には「姉さん」と呼ばせている。

また愛らしい少女達をこよなく愛し、時と場所問わず絡みつく困った癖を持つ。
身体のツルを自在に動かし、攻撃の際はどこからかタネの様なものを機関銃の様に撃ち出す。
ツィリ (トロピウス♀)
のりたまに勧誘され、軽いノリで入ってきた。
楽観的で熱っぽく飽きやすい性格、加えて楽しい事を優先するため、それ程救助活動に意欲的ではない様子。
人の名前を連呼して呼ぶ。(例:てんてん、クララ等)

ミーハーな性格で何気に話題の救助隊には詳しい等、意外に情報通な一面も。
すあまと仲良しで出番の無い間はよく一緒にいる。
ちなみにのりたまの♀の中では1番身長が高い。