●ムツ (ゴンベ)
不思議な能力を持った元人間のゴンベ。主にシノを通して視線やジェスチャーで意思の疎通を図るものの、別に会話出来ないわけでないらしい。 人がどうこうしようと我関せずだが、内輪揉めは「きあいパンチ」でその場を治めてしまう。 基本的に横着で手心無く、人助けには向いていない。 幼い子供に対しては一変して愛情深く助力も惜しまないが、シノには一際手厳しい。子供好きで子守が大好き。 相手が誰であろうと日に一度の食事を妨げる者には、黒い念のこもった視線を投げかけられる事必至。色恋よりも明日の飯。
●シノ (ポッチャマ)
探検家に憧れる苛められっこ気質なポケモン。人の言う事を真に受けやすく、また後ろ向きがちな性格なため、若干卑屈で臆病者と思われやすい。 自分の白髪を気にし、頭巾で覆い隠しているのもその一環。 その気にさえなれば意外な行動力と実力を発揮する天才肌。 が、調子に乗りやすい面からまだまだ修行不足の模様。 普段はムツに圧倒し振り回されつつも、何となく憎めずに行動を共にしている。 空想好きなロマンチストだが、恋愛には全く疎い。 持っているのは仕込み傘で、受けた水を取り込み相手に噴射して返す仕組みになっている。 |
主な隊員
●ヤマシロ (ムックル)
妙な経緯からムツを「師匠」と呼び慕っている子供。ひとりで2人分以上の騒がしさでひかり隊を賑わす、ムードメーカー的な存在。 ほぼ眼中に入れていないシノには鬱陶しがられている。 好奇心旺盛で無邪気な性格だが、一言多く無意識に相手を怒らせる事も多々。 口八丁な一方で人の話には殆ど耳を傾けない。悪気は無い。 古参意識が強く、新入りには先輩風を吹かせている。
●せっちゃん (スボミー)
自称魔法使いを名乗る不思議っこ。森で1人フラフラしているところを勘違いされ、基地に連れられそのまま隊の一員になってしまった。 言動の危うさから(主にムツに)過保護にされている、ひかり隊のアイドル。 不思議と傍にいる人を和ませ、来る者拒まずなおっとりした人柄のため、あらゆる者が彼の元に訪れる。 「○○は魔法です」が口癖。
●ウーゴ (トリトドン♀)
自己主張が激しく気が強い、至って普通の少女。それなりにお節介焼きだが、あまり報われない境遇にいる。 浮き輪必須なカナヅチなため、日頃なみのり可能なポケモンに対し嫉妬心を抱く日々。 探検家だった父親を持つが、本人は大の探検隊嫌い。 幼馴染みのシノを内心こそ気に掛けているが、幼い頃から弱虫毛虫と小馬鹿にしてきたため敬遠されがち。 |
名目上の隊員
●シマ (ムウマージ♂)
世に二つと無いものを求めるトレジャーハンター。冒険家という肩書きに似合わず労働や戦闘を嫌い、また価値のある物より希少な物を好む変わり者。 戦闘になるとそそくさと背中を向けるなど、協調性の欠片も無い。 利己的で他人に興味を抱かないが、ムツの類を見ない特殊な能力や未来からの遠来者に興味を持ち居座っている。 見た目は青年の様だが、実年齢の方は不明。 |